お知らせ

第20期オーガニックワーカー養成科「稲作コース」スタートしました!

2022.4.11

4月より新年度 第20期となるオーガニックワーカー養成科の稲作コースがスタートしました!

講師の浜田さんと研修生の廣田さん
講師の浜田さん(左)と研修生の廣田さん(右)
稲苗の育苗の様子2
稲苗の育苗の様子

2021年度よりこれまでの野菜コースから、地元の農家さんの減少が著しい稲作へと転換し、地元の農業を守っていける研修に切り替えて取り組んでいます。
稲作コースの始まりは、まずは稲の苗づくりから。稲作は秋の土づくりから始まりますが、研修は本格的な稲づくりの始まりでもある稲苗づくりから始めます!
小松島市の稲作は作付けが早く、研修開始時には実は一部の苗は種まき済み。何段階かに分けて種まきをするので、研修でも最初から学びます。

温湯消毒機
温湯消毒をするための機械

温湯消毒を行う機械。水槽の中には60℃に保たれたお湯が入っています。
この機械、優れもので温湯消毒だけでなく、この後の工程の催芽(芽出し)も行うことが出来ます。
苗を作るまでに、温湯消毒→浸種→催芽と処理をして、やっと種まきを迎えることとなります。

温湯消毒1
温湯消毒~お湯への漬込み~

準備した種もみを60℃のお湯に10分間漬けて消毒を行います。
何かに似ていますね・・・そう、低温殺菌☝
慣行農業では農薬を使用して消毒が行われますが、こちらではもちろん種処理から薬剤は使用せずに進めます。
種自体に薬が使われないことはもちろんの事、廃液処理も必要ありません。

温湯消毒3
温湯消毒~シッカリ漬込み~

種の袋の中まで均一に温度がかかるように揺さぶります。

温湯消毒5
温湯消毒~冷却~

10分経った後は、直ちに種子を水で冷却します。

まだまだ、序盤ですが、初めての作業に興味津々で取り組んでいます!
これから、まずは1年間、がんばっていきます!応援をよろしくお願いいたします!